Cloverメモ Lite(手描き/ペイント)

ペイントツールに近い機能を持つメモアプリ

Cloverメモは高度なペイントツールに匹敵するグラフィックエンジンを備え、特徴的なブラシにより様々な表現が可能な、手書きメモ帳アプリです。画面を回転させながら好きな角度で描画でき、キャンバスの自動拡張で煩わしいサイズ制限もなく、発想を妨げず自由に思うまま書き留められます。

ツール名の由来にもなっている「Cloverインターフェイス」は指で操作するスマートフォンのペイントツールの宿命である「正確な位置にペン先を合わせて線を引き始められない」という欠点を克服し、ドット単位で正確な描画を実現しています。

スタイラスをお使いの場合、最初に[ギャラリー→スタイラス]でオプション設定することをお勧めします。まず、[ペン先表示]をタブレットペンにしてください。バージョン1.1から本格的にスタイラスに対応しています。筆圧だけでなく、ボタンやホバーにも対応し、ホバー中のボタン押下でスポイトやUndo等も行えます。また微妙なペン先座標位置のズレを補正するため、キャリブレーション機能も追加されました。スタイラスと指を判別できる場合は指でのUI操作等を禁止して誤操作を防ぐこともできます。詳細はウェブサイトでご確認ください。

主な編集機能 :

- 組み込みブラシ : 鉛筆、マジック、縁取ペン、エアブラシ、二値ペン、Gペン、消しゴム、ぼかし、指先、水彩、油絵、砂ブラシ、加算ペン

- 筆圧に対応 : Gペン等で非常に美しい描線を再現できます

- ブラシに適応可能なパラメータ : 太さ、流量、アンチエイリアス、ぼかし、不透明度、形状、縁取り、破線タイプ、入り抜き(太さ/流量)、速度による(太さ/流量)変化、筆圧による(太さ/流量)変化

- バケツ : なぞった領域に含まれる色域をまとめて塗りつぶす、曖昧判定範囲の指定可能、特定の色で塗り潰しを止めるモード、ピクセル隣接を無視機能

- 不透明度指定を含んだカラーパレット : 様々な不透明度合成モードを備えた強力なアルファブレンドサポートエンジン

- 色と不透明度それぞれにストローク合成モード指定（組み込みブラシで固定）

- その他描画ツール : ライン、矩形、楕円（Clover設定により組み込みブラシと組み合わせ可能）

- Undo/Redo : メモリが許す限り無限、手動クリア可能

- 入力 : イメージ(JPEG/PNG)、カメラ

- 出力 : イメージ(JPEG/PNG)、イメージの転送（リサイズ・自由回転可能）

- レイヤー : 画像面、編集面の2レイヤー固定 ＋ BG面(罫線、市松等)

- 色合成モード（画像面に対して編集面を合成）: 通常、乗算、加算、減算、スクリーン、オーバーレイ、除外、差の絶対値、比較（明）、比較（暗）

- アルファ合成モード : 変調、最大、線形、加算（オーバーフロー時クリップ）、加算（オーバーフロー時除算）

- 画像面のアルファで編集面をクリップ

- その他レイヤー機能 : 不透明度調整、塗り潰し、画像面と編集面の入替え、画像面への編集面の統合、色反転、明度を前景色から背景色へのリニア化

- キャンバス自動拡張 : サイズ無限(ただしメモリ制限はあるため、概ねデバイス画面サイズの倍程度を目安にご利用ください)

表示機能 :

- ピンチ操作による拡大縮小 50%～25600%（スケール操作開始にしきい値を設定可能）

- ピンチ操作による自由回転（回転操作開始にしきい値を設定可能）

- 指先でペン先が隠れないようズラす機能（左利き、タブレットペン等の選択が可能）

- ペンカーソル円の有無をブラシ毎に設定可能

- 画面反転

- 背景パターン : 色、図柄（ベタ、罫線、方眼、市松）、サイズ、座標追従モード

- 編集枠色を設定可能

- キャンバス表示 : ニアレストネイバー(補間なし)とバイリニア(線形補間)を選択可能

操作性 :

- Cloverツール : ブラシに名前を付けて保存するショートカット（保存するパラメータカテゴリを選択可能）、Cloverツールバーへの登録、ペン先移動と描画開始イベントの分離、ブラシ特有機能へのアクセス

- 筆圧感知 : 筆圧の有無と範囲を設定可能、各ブラシの各パラメータ毎に筆圧感応度と割合を設定可能

- タッチ補正 : 描画開始時のペン先のブレを補正

- カラーツールバー機能 : お気に入りの色を30個まで保存

- クローバーパレット機能 : 初期組み込みブラシ13本に加え、ユーザーが独自のお気に入りのブラシ設定をClover化して保存可能、Menu/Volume/Backキーにブラシを設定可能

- キーカスタマイズ機能 : Menu/Volume/Backキーとそれぞれの長押しに、「表示モード切り替え、Undo/Redo、アプリ終了」等の機能を自由に割り当て可能

- MENUを押しながら画面タップでスポイト

- 三点同時タップで反転

- 値設定時等のズレを補正 : 指を離す前に一旦停止させることで指を離した座標を補正（スライドバー・Cloverアイコンの移動・MENUトリガスポイト等ほとんどの場面で有効）

※ Lite版には以下の制限があります。

- ギャラリーのファイル保存可能数 1000個→3個

- カラーパレットの保存可能数 30→5

- Cloverの保存可能数 30→15

- 出力/転送での画像ファイル出力は一日一回まで

補足 :

CloverメモはClover Paintを機能縮小し、初心者にも使いやすくしたものです。

もしあなたがメモ版では機能不足だと感じ、多数のレイヤーや範囲選択からの切り貼り、より高度なブラシ設定等が欲しいと思った場合はClover Paintの購入をご検討ください。

必須環境 :

- Android 2.1以上

- 2点マルチタッチ

- SDカードドライブ

推奨環境 :

- 1GB以上のメインRAM

- 3点マルチタッチ

- DualCore以上

- 高速なOpenGL描画が可能なGPU

- 筆圧検知可能なタッチパネル

お使いの機種が筆圧検知に対応しているかどうかは「ギャラリー→スタイラス」の一番下

「半自動筆圧範囲設定領域」をタッチして確かめることができます。ここで筆圧範囲を適切

に設定することで、より美しく直感的な描線が得られます。最小・最大が同じ値になる場合

は筆圧感知をオフにしてください。

this software is based in part on the work of the Independent JPEG Group